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先輩たちのはじめての白髪染めのきっかけは?ヘアカラーメーカーの研究員に聞く本音の座談会Vol.2

先輩たちのはじめての白髪染めのきっかけは?ヘアカラーメーカーの研究員に聞く本音の座談会Vol.2

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白髪染めに初挑戦をする時、「みんなはいつから染めているの?」「商品はどうやって決めているの?」「自分でうまく染められた?」など、色々なことが気になりますよね。

そこでいろいろな葛藤を経て現在は白髪染めを使っておしゃれを楽しんでいる40代の女性たちが座談会に集合!白髪染めに関する体験を本音で語っていただきました。

目次

参加メンバー

Hさん 43歳

最近、セルフで白髪染めデビュー。「見えない部分もきれいに染められて、簡単! もっと早くチャレンジしていればよかったなと思います」。

Mさん 42歳

20代から白髪あり。昨年白髪染めデビュー。「染めてみたら、意外にいける!」とセルフ染めをしばしば。スタイルを整えるついでに、年に1回ぐらいサロンカラーをしている。

Kさん 43歳

白髪が気になりだしたのは30代前半。白髪の抜きすぎで髪のボリュームがダウン! あわてて白髪染めをスタート。白髪染めはサロンとセルフを併用している。

アドバイザー

小林 愛さん
ホーユー株式会社
総合研究所 先端技術研究室
新領域研究課 研究員

髪が傷むって本当?白髪染めをする前に心配だったことは?

髪が傷んだらどうしようと、白髪染めに踏み切れなかった(Mさん)

小林研究員

今日は白髪染め経験者の方に集まっていただきました。初めて白髪染めする前に、心配だったことはありますか?

Mさん

私はもともと髪の毛が細くて、乾燥しやすいし、傷みやすいんです。だから白髪は気になるけれど、染めたら髪が傷むんじゃないかというのが心配でした。それで、なかなか白髪染めに踏み切れないでいたんです。

Kさん

私は不器用なので、セルフでは上手に染められずに、まだらになってしまうんじゃないかしらと思っていました。それから皮膚が弱いので、かぶれたり炎症を起こしたりしないかというのも心配でした。

Hさん

私は、白髪染めで浴室が汚れたら困るなあと心配していました。髪が染まるくらいなのだから、浴槽や壁にも色がつくのではと気になっていました。

小林研究員

なるほど。皆さん色々と不安や心配なことがあったんですね。せっかくの機会なので、皆さんの心配にお答えしますね。以下をご覧ください。

  • 使う量や使い方をきちんと守っていただければ、髪の傷みを最小限にできます。髪へのダメージが気になる方は、髪を染めた後、白髪染め専用のシャンプーやトリートメントを使うといいでしょう。
  • かぶれやアレルギーを予防するため、白髪染めをするときは、必ず皮膚でパッチテストを行いましょう。パッチテストは初めてのときだけでなく、毎回行ってください。
  • 浴室の汚れを防止するには、白髪染めをする前に、浴室の壁や床にシャワーで水やお湯をかけておくとよいでしょう。また、少しザラザラした素材のバスタブや洗面台などの場合は、染料が落としにくいので、あらかじめ新聞紙やビニールシートなどを敷いてガードしておくことをお勧めします。

初めての白髪染め! きっかけは? 商品選びのポイントは?

これ以上白髪を抜くのはマズいと思った(Kさん)

小林研究員

白髪染めに踏み切ったきっかけはなんですか?

Mさん

きっかけは、白髪の量が増えて「見ないフリ」にも限界がやってきたからです。とくに髪をかき上げたときに目立つのがイヤでたまりませんでした。

Kさん

白髪を抜きまくっていたら、髪の量が減って、1本1本の髪も細くなってしまったので、「これ以上抜くのはマズイ!白髪を染めよう」と思いました。

Hさん

他人の後頭部の白髪を見て、「ああ、自分もこんなふうかもしれない」と急に気になり出して、「よし!白髪を染めてみよう」と決意しました。

小林研究員さん

初めての白髪染めは、どんなタイプのものを選んだのですか?

Mさん

まず最初に、髪へのダメージが少ないヘアマニキュアを自宅で使ってみました。1年ほどヘアマニキュアを使ったのちサロンカラーに挑戦しました。最初は上手に色が選べるか不安だったので、美容師さんに相談したいと思ったんです。

Kさん

私も最初に使ったのは、ヘアマニキュアです。髪に優しそうな気がしたし、白髪染め初心者でも使いやすそうと思って選びました。

Hさん

私はこの16年間、カラーリングもしていなかったんです。白髪染め選びのポイントは、後頭部などが染めやすいこと、地肌が一緒に染まる心配がないもの。そしてとにかく簡単に使えるものがいいと思って、泡タイプにチャレンジしてみました。白髪染め=髪が黒くなると思っていましたが、カラーバリエーションが豊富なことにも驚きました。

小林研究員

初めて白髪を染めるときは、わからない事がたくさんありますよね。以下に白髪染めを選ぶときのポイントをまとめましたので、ごらんください。

  • 白髪染めはいろいろなタイプのものがありますが、基本的に自分で使いやすいと思うものを自分のお好みで選んでいただいてOKです。
  • 「分け目だけ」のように白髪の量がまだ少ない人は部分染めがしやすいクリームタイプや、ヘアマスカラなどの一時着色料がいいかもしれません。
  • 髪にできるだけ負担をかけたくないならヘアマニキュアカラートリートメントカラーリンスなどを使ってみるといいでしょう。
  • 髪全体をしっかり染めたいなら乳液やジェルタイプ「使い方が簡単なものを」という方には泡タイプがおすすめです。
  • 今の白髪染めは、カラーバリエーションが豊富。アッシュ系やグレージュなどトレンドを意識した髪色や、自分の好みにあった髪色を楽しむことができます。

自宅で白髪染めに挑戦! キレイに染めるコツは?

初めてのホームカラーは、びっくりするくらい大成功(Hさん)

小林研究員

ホームカラーは行っていますか?

Mさん

初挑戦のサロンカラーで「思っていたよりもいい感じ!いけるじゃん!」と思ったので、2回目からはホームカラーに挑戦しました。毎回サロンではお金も時間もかかって大変ですから。

Hさん

確かに!

Mさん

現在はサロンカラーは、半年~1年に一度の割合で、あとはいつもセルフです。くり返し使うものなので、頭皮や髪へのダメージが少ないものがよいなと思い、現在セルフではヘアマニキュアを愛用しています。

Hさん

私は先日、ホームカラーに初挑戦しました。これが大成功!自分でもびっくりするぐらい、簡単にきれいに染まったんですよ。

Kさん

とってもキレイに染まってますね!

Hさん

使ったのは泡タイプの白髪染めで、説明書に書いてある通り、きっちり20分間放置したら、ご覧の通り!ムラなく染めることができたました

小林研究員

事前に「浴室が汚れるのでは?」と心配していたそうですが、いかがでしたか?

Hさん

洗い流した染料はスーッと排水溝に流れて、浴室が汚れることはありませんでした。あらかじめ浴室をシャワーで濡らしておいたのがよかったのかもしれません。

小林研究員

それはよかったですね。白髪染めを実際に行ってみて、困っていることや疑問に思っていることはありませんか?

Kさん

自宅での白髪染めはクリームや泡などいろいろなタイプを試しています。うまくいくこともあるのですが、ムラが出てしまうこともあって…。どうしたらいつもムラなく、きれいに染められるのかが知りたいです。

Mさん

私はきれいに染めたくて、説明書に書いてある時間より長く染料をつけたまま放置しているんですが、これでよかったでしょうか?

小林研究員

それでは皆さんのお悩みや質問にお答えしますね。以下をごらんください。

  • ムラが出るのは薬剤がついているところと、ついていないところがあるからです。どんなタイプの白髪染めを使う場合でも、まんべんなく均一に髪に塗るようにしてください。
  • また忙しい方やせっかちな性格の方は、焦って、早めに染料を洗い流しがち。説明書に書いてあるとおりの時間をかけてください。
  • 逆に「ムラなく、しっかり染まるように」と説明書に書かれている時間よりも長時間、染料をつけたまま放置をする方もいます。でもこれは意味がなく、放置時間を長くした場合、設定の色より暗くなったり、明るくなったりするため放置時間を守ってほしいと思います。また、頭皮へのダメージを起こす心配もあります。染料をつけてからの放置時間はきちんと守りましょう。

白髪染めを試してよかった?

白髪染めを試してよかった!(Mさん)

小林研究員

それでは皆さんのお悩みや質問にお答えしますね。以下をごらんください。

Mさん

髪がキレイだと気持ちも上がります。私はホームカラーをする際、放置時間を長くしていたのですが、頭皮に良くないと教えて頂き反省しました。次回染めるときは、説明書をきちんと読むようにします!

Kさん

白髪染めをする前は、白髪対策=白髪を抜くだった私。でも、勇気を出して染めてみたら、心配していた頭皮のトラブルも置きませんでした。ホームカラーでムラが出てしまうのは、塗り方が均一ではなかったからなのですね。次回はうまく染められると良いな。

Hさん

初めてのホームカラーに大成功!浴室を汚すことなく、髪をキレイに染めることができました。白髪染めをしようか迷っている方、不器用な私でも使い方は簡単でしたよ。

小林研究員より

白髪染めに踏み切る前は、色々なことが気になるかもしれませんね。でも、最近は白髪染めの商品は、バリエーションが豊富。座談会に参加してくださった3人のように、白髪染めを取り入れておしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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