季節の変わり目は髪がベタつく…その原因と対策方法は？

2022.04.13

ヘアケア

季節の変わり目は急激に気候が変化するため、体がついていかず頭皮トラブルに悩む人もいるでしょう。中でも髪のベタつきは見た目の印象も悪いため、早めの対応が必要です。

この記事では、髪がベタつく原因や対策方法を紹介します。毎日正しい方法でケアを行い、きれいな髪を作っていきましょう。

髪がベタつく原因は？

髪がベタつく原因は大きく分けて、「シャンプーの成分」「頭の洗い方」「皮脂の分泌量が多い体質」「生活習慣」の4つです。

髪がベタつくと見た目が悪いだけではなく、抜け毛や臭いの原因にもなるため、早急に解決することが大切です。まずは、どうして髪がベタついてしまうのかを確認しましょう。

洗浄力の強いシャンプーを使用していると、髪がベタつく原因となります。洗浄力が強いと、頭皮を守るために必要な皮脂まで洗い流すことになり、頭皮が乾燥します。

乾燥した頭皮は皮脂を過剰に分泌させて頭皮を守ろうとするため、結果的に髪がベタつく原因となるのです。そのため適度な洗浄力を持ったシャンプーを選ぶことが大切です。

またシャンプーに配合されているシリコンも、髪がベタつく原因となります。シリコンが髪に蓄積すると髪のベタつきやごわつき、うねりといったトラブルが発生しやすくなります。そのためシリコンの入っていないノンシリコンシャンプーを使用するのがおすすめです。

頭を洗うときに爪を立ててゴシゴシ洗ってしまうと頭皮を傷付けてしまい、髪のベタつきの原因となります。頭皮を傷付けてしまうと傷口に雑菌が増えやすくなったり、乾燥した傷口を守ろうと皮脂を過剰に分泌したりするのです。

そのためゴシゴシ洗うのではなく、指の腹を使って揉みこむように頭皮を洗いましょう。揉み洗いをすれば、マッサージ効果が期待でき、頭皮の血行促進につながります。

またシャンプーで洗う時間以上に、すすぎの時間を長くすることも大切です。十分にすすぎを行わなければ、頭皮の乾燥につながり、過剰な皮脂が分泌されます。

もともと皮脂の分泌量が多い体質の人は、しっとりタイプのシャンプーを使用すると髪がベタつきやすくなります。皮脂の分泌量は加齢によって減少したり、女性であれば生理周期によって変化したりします。

そのため自分の年齢や体質にあったシャンプーを選ぶことで、髪のベタつきを抑えやすくなるでしょう。

生活習慣が乱れることで頭皮環境が悪化し、髪のベタつきに影響することがあります。頭皮環境が悪化すると、さまざまなトラブルが発生しやすくなる原因に。そのため規則正しい生活を心掛けることが重要です。

など、できるところから意識して生活しましょう。

髪がベタつくときは、シャンプーやヘアケア方法を見直しましょう。正しい方法で髪のケアを行えば、ベタつきを改善しやすくなります。

1.シャンプー前にブラッシングを行う
髪が乾いた状態で、ブラッシングを行いましょう。シャンプー前にブラッシングを行えば、髪についた汚れや抜け毛を落とせるほか、頭皮の血流を促進できます。また髪の絡まりを取っておくことで、シャンプーが行いやすくなります。

2.しっかりと湯洗いを行う
シャンプーを行う前に、38～40℃のぬるま湯でしっかりと湯洗いを行いましょう。湯洗いを行うことでシャンプーが泡立ちやすくなったり、汚れを落としたりできます。このとき熱いお湯を使用すると、頭皮の乾燥につながるため注意が必要です。

3.シャンプーで髪ではなく頭皮を洗う
髪の汚れは、シャンプーの泡が流れるだけで落ちるといわれています。そのためシャンプーを行う際は、頭皮を中心に洗いましょう。しっかりと泡立てて、頭皮の負担を減らしながらマッサージを行うように洗うのがポイントです。

4.しっかりとすすぐ
シャンプーを行ったら、洗い残しがないようにしっかりとすすぎましょう。頭皮に指の腹を当てて、ぬるつきがないか確認するのがおすすめです。

5.リンスやトリートメントは髪のみに使う
リンスやトリートメントは、頭皮につかないように注意しましょう。頭皮につくと乾燥しにくくなり、髪がベタつく原因となります。毛先を中心に使用するのがおすすめです。

髪のベタつきが気になったときに使用できる、皮脂取りアイテムを使用しましょう。皮脂を吸収すれば、髪のベタつきを改善しやすくなります。持ち運べるアイテムを選べば、外出先でもケアを行えるため便利です。

髪がベタつくと見た目の印象が悪くなるほか、抜け毛や臭いの原因にもなるため、早めの対処が重要です。

そのため洗浄力の強いシャンプーは避けたり、頭皮を傷付けない洗い方を行ったりしましょう。また生活習慣の乱れも髪のベタつきに影響するため、注意が必要です。

髪や頭皮に優しいシャンプーを選んで、正しいケアを行いましょう。