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「ヘアミルク」の正しい使い方は?ヘアオイルとはどう違う?

「ヘアミルク」の正しい使い方は?ヘアオイルとはどう違う?

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洗い流さないトリートメントとして代表的なヘアオイルとヘアミルク。

どちらも熱や摩擦などのダメージから髪を守り、手触りのいい状態をキープするために使用します。目的や使い方が似ているため、私の髪にはどちらが向いているの? ヘアオイルは使ったことがあるけどヘアミルクはどう使うの? と使い分けに悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、それぞれの特徴と使い分け方について解説します。ヘアオイルやヘアミルクの使い方がわからない人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

ヘアミルク3つの特徴

ヘアミルクは、乳液状の洗い流さないトリートメントです。

ヘアミルクの特徴は、「保湿性に優れていてしっとり仕上がる」「髪にやわらかさ・しなやかさを与える」「髪の補修をサポート」の3つです。

ヘアミルクの特徴1:保湿性に優れていてしっとり仕上がる

ヘアミルクは水分量を多く含み保湿力に優れているので、ハイダメージを負い毛先がパサつきやすい人・乾燥による髪の広がりが気になる人におすすめです。

乾燥を抑え保湿することで、髪のまとまりが改善しやすくなり、扱いやすい髪になります。また、仕上がりは軽く、髪が重くずっしりするわけではないので、ボリュームに悩む人でも使いやすいアイテムです。

ヘアミルクの特徴2:髪にやわらかさ・しなやかさを与える

髪の中に水分が不足していると、髪が硬い・ゴワゴワするといった質感に悩みがち。水分を多く含んだヘアミルクは髪にうるおいを与え、元の状態よりやわらかくしっとりとした質感に仕上がりやすくなります。

カラーやパーマなどで「たんぱく変性」が起こった髪・ヘアアイロンによる熱でダメージを負った髪・元々髪が硬い人には最適です。

ヘアミルクの特徴3:髪の補修をサポート

髪をコーティングしダメージを防ぐヘアオイルと違い、ヘアミルクは負ってしまったダメージを補修することが目的。補修成分が髪へ浸透し、内側・外側の両面から髪を強くしなやかな状態に整えてくれます。

ヘアオイルとの違い

ヘアミルクとヘアオイルの違いは、付けた後の髪の手触り、使う目的の大きく2つです。

ヘアオイルとの違い1:付けた後の髪の手触り

髪に付けたあとの手触りはどちらを使うかで大きく変わります。

・ヘアミルクの場合

ヘアミルクは水分と油分をバランスよく含んでいるため、うるおいのあるしっとりとした質感に仕上がります。ただ油分量はそれほど多くないため、しなやかさは感じるものの、髪に重みを感じることはありません。

・ヘアオイルの場合

一方ヘアオイルは、オイルが主体の洗い流さないトリートメントなのでしっかり重みのある髪に仕上がります。

髪の内側というより外側に作用するため髪のやわらかさは得られませんが、髪一本一本が強くなったようなハリを感じます。

ヘアオイルとの違い2:使う目的

髪の内側、外側それぞれへどのように作用させたいかで選びます。

・ヘアミルクの場合

ヘアミルクは、保湿と補修を目的として主に髪の内側に作用します。髪に水分と補修成分が浸透してうるおいとしっとり感を得られるので、髪をやわらかくしたい・乾燥をカバーしてまとまる髪にしたいときにおすすめです。

・ヘアオイルの場合

ヘアオイルは、髪を傷ませないための保護を目的として主に髪の外側に作用します。髪表面のキューティクルを整えハリコシのある強い髪へと導くので、ツヤのある髪にしたい・髪のダメージを避けたいときにおすすめです。

ヘアミルク、ヘアオイル、それぞれどんな人におすすめ?

ヘアミルクとヘアオイルはそれぞれ使ったときの質感・特徴が違うので、当然おすすめな人も変わってきます。

ヘアミルクがおすすめの人

保湿・補修力に優れたヘアミルクがおすすめなのは、以下のような人です。

  • ダメージによる毛先のパサつきが気になる人
  • 乾燥が原因のうねり・広がりに悩んでいる人
  • カラーやパーマによるたんぱく変性が起こっている人
  • ヘアアイロンによる熱ダメージで髪が固くなっている人
  • 髪にボリュームがなく、ぺたんこになりがちな人

「ダメージによる毛先のパサつきが気になる人」「乾燥が原因のうねり・広がりに悩んでいる人」

髪がダメージを負うと水分・油分が失われ、髪の中はスポンジのように穴が空いたスカスカな状態になってしまいます。水分や油分が抜け出すと髪が軽くなり、ダメージが一番蓄積されている毛先がパサパサし、広がり始めるのです。

ヘアミルクは内部にアプローチし髪にうるおいを与えるため、毛先の乾燥により損なった質感をカバーします。

「カラーやパーマによるたんぱく変性が起こっている人」「ヘアアイロンによる熱ダメージで髪が固くなっている人」

髪の主成分・たんぱく質は、薬剤に含まれるアルカリ・ヘアアイロンによる熱ダメージで形状が崩れてしまう性質を持っています。このような、形状が崩れしなやかさが失われる現象を「たんぱく変性」といいます。

髪と同じくたんぱく質でできている卵で言うと、卵は割った直後は透明でぷるっとしたとろみのある質感ですが、熱を加えると次第にとろみを失い白く固まっていきます。一度固まり目玉焼きになった卵は二度ととろみのある生卵には戻りませんよね。髪も同じで、「たんぱく変性」によりアルカリや熱といった刺激で硬くなり、ゴワゴワとした質感になってしまいます。

完全に元に戻すことは不可能ですが、ヘアミルクに含まれる保湿成分によりしっとりやわらかく見せることができます。

「髪にボリュームがなくぺたんこになりがちな人」

ヘアオイルの場合水分をほとんど含んでいないため、重みを持ったずしっとした髪に仕上がります。

ヘアミルクは油分だけでなく水分を含んだ軽めのテクスチャー。適度にしっとり感は感じるものの重すぎないため、オイルでは髪がぺたんこになってしまう人でも安心して使えます。

バイカルテ エッセンス ミルク

日常生活においての様々なダメージ要因から髪を守るアウトバスエッセンス

 ヘアオイルがおすすめの人

髪を保護しダメージを軽減できるヘアオイルがおすすめなのは、以下のような人です。

  • くせによるうねり・広がりに悩んでいる人
  • 髪表面にピンピンと立つ切れ毛が気になる人
  • 艶やかでサラサラな髪になりたい人

髪表面をオイルで保護し湿度の影響を受けづらい状態にできるので、くせ毛によるうねり・広がりの軽減が期待できます。

また、キューティクルのささくれを整え、髪の艶と手触りを良くすることも可能に。

ただし、ほとんどのヘアオイルは髪が重く仕上がるため、元々髪がぺたんこになりやすい人は避けるほうがいいでしょう。

日常生活においての様々なダメージ要因から髪を守るアウトバスエッセンス

ヘアミルクの使い方

ヘアミルクの使い方1:濡れている髪に使う

ヘアミルクは、主に濡れている髪に使います。シャンプー後の濡れた髪はキューティクルが開き補修成分が入りやすい状態です。

やさしくタオルドライした後にヘアミルクを馴染ませましょう。

ヘアミルクの使い方2:まずは1プッシュ馴染ませる

使用量は髪の長さや毛量、ダメージ具合で変わりますが1〜2プッシュがおすすめ。付けすぎると髪がべたついたり乾くのが遅くなったりするので、まずは1プッシュつけて様子をみてください。

つける際はまず髪の毛先から優しく馴染ませます。そのあと、手のひらに余っている分を髪の根元に向かって馴染ませていきましょう。

塗布後に髪に触れてみて、表面が整った感覚があれば追加で塗布する必要はありませんが、ザラつきや絡まりが気になるようであればもう1プッシュ追加しましょう。

ヘアミルクの使い方3:ドライヤーで乾かす

ドライヤーの温風を使い、髪の根元から乾かしていきます。8割乾いたら、冷風を数分間髪の毛に当ててツヤを出していきます。

ヘアミルクの使い方4:ヘアオイルで蓋をする

さらに髪にツヤが欲しい場合は、ヘアミルクで髪の内側を補修してから最後にヘアオイルで蓋をするように使用するのがおすすめです。

ヘアミルク・ヘアオイルにはそれぞれ違った特徴があります。ヘアミルクは保湿性や補修力に優れているため、髪のダメージが気になる人・髪にやわらかさやしなやかさが欲しい人には最適です。

自分の髪質や状態を知り、どちらの洗い流さないトリートメントがピッタリか選ぶときの参考にしてみてくださいね。

監修

橋口美月さん

美容専門学校卒業後、美容師・ネイル・メイク・まつげパーマなど、美容業務全般に携わる。現在では美容師業のみに専念し、髪質の変化を感じ悩みが増える40〜50代の大人女性を担当する。悩みに寄り添う誠実な姿に定評があり、リピート率は80%以上。

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【出典】Ushico、horiphoto、マハロ、プラナ / PIXTA(ピクスタ)

Margarita Kheruimova / Shutterstock

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