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枝毛・切れ毛の原因と対策とは? 枝毛・切れ毛はどうしたらいい?

枝毛・切れ毛の原因と対策とは? 枝毛・切れ毛はどうしたらいい?

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だんだん寒さが本格化し、空気が乾く冬は、髪の毛も乾燥しがち。なんだか髪がパサついて、気づいたら枝毛・切れ毛だらけ!という事はありませんか?枝毛・切れ毛が出来てしまうと、髪がパサパサ。ゴワゴワして指通りが悪く、気になりだすと止まりませんよね。そんな時、どのように対処したら良いのでしょうか。

今回は枝毛・切れ毛ができる原因や、おすすめの枝毛・切れ毛の処理の方法と、枝毛・切れ毛予防のために取り入れたいホームケアをクラシエホームプロダクツ株式会社 研究員の金子真未さんに解説して頂きます!

枝毛レスの美しいツヤ髪を目指しましょう!

監修

金子真未さん

クラシエホームプロダクツ株式会社 ビューティケア研究所
第二研究部 研究員

目次

研究員が解説!枝毛や切れ毛の原因は?

枝毛、切れ毛の違いは?

そもそも枝毛、切れ毛にはどのような違いがあるのでしょうか。

金子研究員

枝毛はキューティクルが薄くなり、コルテックス部分が裂けている状態で、切れ毛はコルテックスの部分が完全に切れ、脱落した状態です。

「枝毛」と「切れ毛」の違いは髪の状態によって言い換えられるのですね。

枝毛・切れ毛とはどんな状態?

図1:髪の構造

毛髪は大きく3つの部分で構成されています。中心には「メデュラ(毛ずい質)」があり、その外側にはメラニン色素を含む「コルテックス(毛皮質)」、さらに表面を「キューティクル(毛小皮)」が覆って、内部を守っています。枝毛とは、このコルテックスとキューティクルの2層に起きるダメージにより発生します。

枝毛・切れ毛の原因は?

金子研究員

枝毛・切れ毛の原因は、日常で起こる摩擦、紫外線、ドライヤーによる熱ダメージ、過度な洗髪やブラッシング、カラーやブリーチやパーマによる要因の可能性が考えられます。

金子研究員

日常で起こる摩擦に関しては、「乾燥した状態」よりも「濡れた状態」の方が、毛髪はパサついて広がり、手触りが悪い状態になることが分かっています。

乾燥よりも濡れた状態の方が、摩擦を受けやすいとは知りませんでした!この濡れた状態での摩擦により枝毛、切れ毛に繋がってしまうのですね。

図2:各摩擦毛のキューティクル形状の違い

濡れ髪ダメージ毛は、「エンドキューティクル」が露出している

2022年 クラシエ調べ

キューティクルとは、うろこ状に何枚も重なって毛髪表面を覆う組織ですが、1枚のキューティクルがさらに3層に分けられることが分かっています。「乾燥した状態」で摩擦を与えた毛髪では、キューティクルの端の一部分だけが「欠けている」のに対し、「濡れた状態」で摩擦を与えた毛髪では、最下層のキューティクル(エンドキューティクル)が丸見えの状態になっておりキューティクルの上の層が剥がれた状態になっています。

最下層のキューティクル(エンドキューティクル)は水に濡れると軟らかくなり、ふやけてしまうのです。

https://www.kracie.co.jp/release/10123533_3833.htmlより引用

金子研究員

この状態で摩擦を受けると、柔らかい最下層のキューティクル(エンドキューティクル)に力が集中して、上の層のキューティクルがベロッと剥がれ、エンドキューティクルが露出するため、髪のパサつき、広がり、手触りが悪い状態になってしまうと考えられています。

髪が濡れたままの状態はダメージを受けやすいのですね。では、枝毛、切れ毛を減らすにはどうしたらいいのでしょうか?

枝毛、切れ毛を減らすには?お家でできる枝毛や切れ毛対策

ダメージを受けた枝毛、切れ毛を切る

枝毛や切れ毛を見つけたらどうしていますか?枝毛の割れ目から裂いてしまったり、引きちぎったりしていませんか。毛先だけチョキっと切ってなかったことにしてしまいたいですよね…。

実は枝毛になった髪は、毛先部分以外にも既にダメージを受けているのです。枝毛になった毛先を切ったとしても、また毛先が割けてしまうことがあります。一度枝毛になってしまった髪は修復できないので、枝毛になっているところから数センチ上まで切る必要があるようです。プロの美容師さんに相談してダメージを受けた部分を切ってもらいましょう。

金子研究員

枝毛、切れ毛をしっかり切ったら、トリートメントなどでダメージをしっかり補修してケアしましょう。そして、日ごろから枝毛・切れ毛を予防することが大切です。

自宅でできる枝毛、切れ毛の予防法

・タオルドライを丁寧に

髪が濡れたままにしてしまうとダメージを受けやすくなるので、早く乾かしたいですよね。だからと言って濡れた髪をゴシゴシとタオルで拭くと髪同士が擦れ合ってしまい、髪の傷みが進行してしまいます。頭上部や耳の後ろ、襟足付近の根元を、乾いたタオルで揉み込むように頭皮の水分を拭き取ったら、毛束をタオルで包み込み、やさしくポンポンと軽く圧をかけながら、擦らないように水分をふき取りましょう。

このタオルドライで丁寧に水分を拭き取っておくと、ドライヤーの時間が短く済み、熱ダメージを最小限に抑えられますよ。

・ドライヤーにも気をつけて!

ドライヤーによる熱ダメージを軽減するためにも、乾かす順番や使い方が重要です。

ドライヤーは髪から15センチ程度離し、乾きにくい根元、中間、毛先の順で使用しましょう。一か所に集中して当て続けてしまうと、温度が高くなりすぎてしまうので、ドライヤーを小刻みに動かしたり、手で風の通り道を作ったりしながら、髪全体に温風が行き渡るように使うのが鉄則。

最後はドライヤーの冷風で髪を整えながら冷まし、クセを固定し、ヘアスタイルをキープしましょう。冷風を上手に活用すれば、サロン帰りの美しい髪を保つことができるので、ぜひマスターしてくださいね。

また、ブラッシングも濡れた髪ではなく、髪の毛が乾いた状態で、やさしく行うのがおすすめですよ。

・シャンプーを見直してみる

枝毛や切れ毛予防には、日ごろのシャンプーにもこだわりたいですよね。日々のケアが美髪への近道かもしれません!

でも、一体どれを選んだらいいの…?と悩んでしまう人も多いですよね。
今回は、編集部おすすめのシャンプーを紹介していきます!

いち髪のインバスシリーズがリニューアル!

日本の髪研究から生まれた「和草のちから」で、補修&予防する「予防美髪」ケアの「いち髪」。
動きさえも美しい、“ほどきたくなる絹髪”を実現する「なめらかスムースケアライン」と「濃密W保湿ケアライン」に、新たにダメージケアとベースづくりで美しい髪色を楽しめる「カラーケア&ベーストリートメントライン」を加えた3ラインに。

浮き毛、切れ毛が気になる方には「いち髪 カラーケア&ベーストリートメントライン」がおすすめ!

・カラーケア&ベーストリートメントライン 

「リペアコンディショニング成分(※1)」配合で、浮き毛・切れ毛をケアします。

  • 1ポリクオタニウム-49(シャンプー)、ベヘントリモニウムクロリド・セバシン酸ジエチル(コンディショナー・トリートメント)
  • 「カラー褪色抑制処方」×「ベーストリートメント」で、美しい髪色を実現します。
  • 補修&予防成分「純・和草プレミアムエキス(※2)配合

ライン特長成分「えごま」を含む「純・和草プレミアムエキス」配合により、カラー等によるダメージを補修し、浮き毛・切れ毛などにつながる濡れ髪時の摩擦を予防します。

  • 2えごま、明日葉、米ぬかピュアリピッド(コメヌカ油)、ナデシコ(シャンプーに配合)、ムクロジ(シャンプーに配合)、米胚芽油(厳選された米の研ぎ汁由来成分)、ヒオウギ、ツバキ、米ぬかエキス、クルミ(トリートメントに配合)

・なめらかスムースケアライン

「キューティクルスムース処方」で絡まりやゴワつきがちな髪も、指通りなめらかな絹髪に仕上がります。

  • 補修&予防成分「純・和草プレミアムエキス(※3)」配合
    ライン特長成分「赤米(コメエキス)」を含む「純・和草プレミアムエキス」配合により、キューティクルを整えて、指通りを良くし、摩擦によるダメージを補修、予防します。
  • 3赤米(コメエキス)、明日葉、米ぬかピュアリピッド(コメヌカ油)、ナデシコ(シャンプーに配合)、ムクロジ(シャンプーに配合)、米胚芽油(厳選された米の研ぎ汁由来成分)、ヒオウギ、ツバキ、米ぬかエキス、クルミ(トリートメントに配合)

・濃密W保湿ケアライン  

  •  *W:髪と地肌

「モイストチャージ処方」でパサつき、広がりが気になる髪も、しっとりまとまる髪へ導きます。

  • 補修&予防成分「純・和草プレミアムエキス(※4)」配合
    ライン特長成分「あんず油」、「茶花」を含む「純・和草プレミアムエキス」配合により、髪と地肌をダブルで保湿し、乾燥によるダメージを補修、予防します。
  • 4あんず油、茶花、明日葉、米ぬかピュアリピッド(コメヌカ油)、ナデシコ(シャンプーに配合)、ムクロジ(シャンプーに配合)、米胚芽油(厳選された米の研ぎ汁由来成分)、ヒオウギ、ツバキ、米ぬかエキス、クルミ(トリートメントに配合)

あなたにぴったりの「いち髪」を見つけよう!

LICOLO編集部も早速やってみました!
気になる結果は・・・・・「カラーケア&ベーストリートメントライン」でした! 

カラーリングをいつもしている私にとっては日頃のバスタイムでケアできてとーっても嬉しいです!

髪色が美しく見えない理由は、カラーの色落ちだけでなく、ダメージが原因であることに着目。カラーの色落ちを日頃のホームケアで防げるのは嬉しいですね。

そして、浮き毛・切れ毛を防ぐ “ベースづくり(ベーストリートメント)”で髪表面をケアし、ライン特長成分「えごま」を含む「純・和草プレミアムエキス」配合により、浮き毛・切れ毛などの原因となる濡れ髪時の摩擦によるダメージを予防してくれるんですって!

いち髪 カラーケア&ベーストリートメントラインを使った感想は?

実際に新ライン「カラーケア&ベーストリートメントライン」をLICOLO会員さんにお試しいただき、使った感想を聞いてみました!

モニターさんからの口コミ

20代女性

あかねさん

シャンプー、コンディショナー、トリートメントと日頃のケアでカラーケアできるのは嬉しいです!

30代女性

もちもちさん

香りは爽やかな香りでキツすぎることもなかったです。ドライヤー後のまとまりや手触りも良かったです。

30代女性

いち髪ファンさん

香りがよくてすごく好みでした。髪を乾かした後、さらさらでやわらかく、ふわっとした指通りのよい髪の毛になれました。とても手触りがいいです。ドライヤーで乾かしやすかったです。

40代女性

ワッフルさん

泡立ちが良く、香りも好きです!どの程度カラーケアができるのか、使い続けるのが楽しみです。

モニターの皆さんから沢山の嬉しいお声をいただいています!

是非、皆さんにぴったりのシャンプーを見つけてみてくださいね!

他にも ヘアケアの記事をチェック!

【出典】PIXTA(ピクスタ)

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