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白髪隠しの選び方、使い方を人気ヘア&メイクアップアーティストが指南

白髪隠しの選び方、使い方を人気ヘア&メイクアップアーティストが指南

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「白髪を隠したい」とひと言でいっても、隠したい範囲や求めるニーズはさまざま。そこで、人気ヘア&メイクアップアーティストの山下智子さんに、白髪隠し(一時着色料)の選び方や、白髪をより自然に隠せる簡単なテクニックを教えていただきました。

目次

白髪隠しの選び方を教えて

「広範囲にカバーしたい」「目立つ生え際だけピンポイントで隠したい」など、どんな風に白髪染め白髪隠しを使いたいかは、隠したい部分やそのときのシーンによって異なるもの。選び方のコツを知っておけば、アイテムの使い分けができて、仕上がりも自然に!

広範囲orピンポイントなど隠したい範囲で選ぶ

広範囲で隠したい場合のオススメ

ファンデーションタイプ

スポンジやブラシなどを使い、面で色をつけやすいので広範囲に対応。生え際や髪の内側に目立つ白髪にも塗りやすいです。

メイク感覚で白髪を自然にぼかせるファンデーションタイプ

スプレータイプ

スプレータイプなので、シューッと吹きかけて広範囲をカバーすることができます。また、細かい霧状なのでムラになりにくいです。

広い範囲の白髪を一気に隠せるスプレータイプ

ピンポイントで隠したい場合のオススメ

マスカラタイプ

この1本が目立つといった、ピンポイントカバーに最適。小回りのきくマスカラブラシで狙ってつけられます。

ひと塗りでサッと白髪を隠せる、使うたび徐々に染まる

クシ型マーカータイプ

くし状になっており、部分的にとかしながらつけられるのが特徴。生え際や分け目の白髪に塗るのも簡単。

サロンの合間にもオススメ!その日1日だけ、染めずに隠せる

スティックタイプ

口紅のような固形状で、濃く目立つ白髪にも直塗りできて便利。サッと素早くカバーしていけるのも利点。

その日の予定や目的に合わせ機能性で選ぶ

スポーツシーンなど

山下さん
クシ型タイプやマスカラタイプは速乾性の高いものが多く、しっかり定着するので落ちにくいです。

1日で完全に色を落としたくない

山下さん
使うたびにだんだん染まっていくタイプの白髪隠しもあります。例えば、1ヶ月後の予定に向けて、その時までに自然に白髪を染めたい……といった場合こちらのタイプが適しています。

白髪を上手に隠して、日常のおしゃれをたのしみたい

白髪を上手く隠したいものの、いざ染めてみたら何となく不自然に……そんなお悩みを解消し、日常のおしゃれになじませるさまざまなコツをご紹介。

色選びで仕上がりがより自然に

山下さん
白髪をしっかり隠そうとして濃い色を選びがちですが、自分が思っているより濃い目に発色することが多いと思います。そのため、地の髪色より少し明るめを選ぶ方が全体的になじみよく見えます。黒髪の人は真っ黒を選ぶのではなく、ダークブラウンだったり、2色を混ぜられるタイプで調整するのが良いでしょう。

スタイリング剤との相性もあり

山下さん
ふんわりしたスタイルやサラッとストレートタッチに仕上げる場合、ファンデーションタイプの白髪隠しがマッチします。ふわっとぼかすようなカバー力で相性が良いです。また、ワックスやヘアクリームをつけて少しウエットヘアにするときは、マスカラやコームなどの液状タイプで染めると質感が揃うので仕上がりも自然に見えます。

アレンジヘアで白髪を目立ちにくくする

  • 分け目はまっすぐでなく、ジグザグにして白髪の存在をぼかす
  • ぴっちりさせるより「手ぐし」でざっくりまとめた方が白髪は目立たない
  • まとめたり、アップにした後は、サイドや後頭部の毛束を引き出して白髪をカモフラージュ
  • サイドやおくれ毛はゆるく巻くだけでも白髪が隠れて見える
  • 生え際の白髪はターバンやスカーフを巻いておしゃれにカバー

山下さん
アレンジのコツをつかめば、白髪を隠したり自然にぼかして見せることが可能。染める白髪隠しと合わせて、おしゃれを楽しんでくださいね。

今回は、白髪隠しの色選びや使い分けのポイントをご紹介しました。お悩み解消にはもちろん、日常のおしゃれの一環として気軽に取り入れてみてくださいね。

※ 感染対策を徹底したうえで撮影時のみマスクを外しています。

監修

ヘア&メイクアップアーティスト

山下 智子さん

フリーランスのヘア&メイクとして、女性誌やwebメディア、広告などで活躍中。モデルや女優さんからの支持も厚く、指名が絶えない人気のアーティスト。

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