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【2024年最新】40代におすすめの白髪ぼかしハイライト

【2024年最新】40代におすすめの白髪ぼかしハイライト

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「最近耳にすることが増えてきた“白髪ぼかし”ってなに?」「従来の白髪染めとの違いは?」白髪染めをしている方の中で、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

SNSでも“白髪ぼかし”というワードが注目されていますよね。

今回は、40代におすすめの白髪ぼかしについて詳しく解説していきます。また、白髪量に合わせたスタイルを、大人世代に人気のヘアサロン「AFLOAT GINZA」の矢ヶ崎 健さんにご提案いただきました。

目次

白髪ぼかしって何?

これまでは、従来の白髪染め、つまり、「白髪が生えてきたら暗めの色でしっかりと白髪に色を入れて仕上げる」という施術方法が主流でした。しかし、徐々に知名度が高まって浸透してきている“白髪ぼかし”という施術方法は、髪色の明るさを追及して、白髪をしっかり染めるというよりも、白髪を活かしながら染めていく方法。

担当の美容師さんにも「髪色を明るめに染めたいなら白髪は染まりにくいよ」と言われた経験をお持ちの方も多いと思います。おしゃれ染めから白髪染めに変更したら、明るめの髪色にはできないと思っている方に、ぜひおすすめしたいのが”白髪ぼかし”です。

白髪ぼかしと白髪染めの違い

ここでは、白髪ぼかしと従来の白髪染めの違いを解説していきます。

白髪染めとの染め方の違い

白髪染めと白髪ぼかしの大きく異なる点は、白髪染めの薬剤を使用せずに、おしゃれ染めの薬剤を使用して染めることです。

おしゃれ染めには、染料があまり多く配合されていないため、白髪染めのように白髪をしっかりと染める力はありません。おしゃれ染めで染めた白髪には、僅かにうっすらおしゃれ染めの持つ色味が入りますが、個人差はあるものの3日もたてば色は落ちて白髪に戻ります。

白髪ぼかしは、白髪を完全にしっかりと染めることを目的としておらず、地毛を明るめに染めて白髪との明るさのコントラストを小さくして目立たせないようにする染め方です。

白髪染めとのダメージの違い

白髪染めも白髪ぼかしも薬剤を使用して染めていくので、少なからず地肌と髪の毛へのダメージはあります。

しかし、白髪ぼかしの施術で一度髪色を明るくすると、新たに生えてくる白髪が気になりにくいのでヘアカラーの頻度は減ります。よって、ヘアカラーをする回数が減ると、地肌と髪へのダメージが少なくなりますよ。

白髪ぼかしの方法のひとつである白髪染めハイライトの場合は、ブリーチを使用しています。部分的に色を抜いてから、上から色を重ねるので、毛先へのダメージが発生しやすいです。髪の毛の状態によっては、毛先にハイライトを入れることが難しいケースもあります。

白髪染めとの持ちの違い

白髪ぼかしの場合は、ブリーチ剤とおしゃれ染めを使って染めていくので、色持ちはあまり良くありません。なぜならば、白髪をカバーするだけの量の染料がおしゃれ染めには配合されていないからです。

しかし、白髪ぼかしは、白髪をカバーすることを目的としていないので、新たに白髪が伸びてきても気になりにくく、カラーの頻度が白髪染めよりも少なくなります。白髪染めを1ヶ月に1回ペースだとすると、白髪ぼかしは、1.5ヶ月〜2ヶ月のペースが理想の色をキープできる目安となります。

白髪ぼかしがおすすめの人

以下に当てはまる人は、白髪染めをするよりも、白髪ぼかしがおすすめです。

  • 地肌と髪の毛へのダメージが気になる人
  • 頻繁にヘアカラーをしたくない人
  • 新しく生えてきた白髪を目立たなくしたい人
  • 白髪を隠すのではなく、活かしたい人
  • 白髪をぼかしながら髪色を明るくしたい方

このような人は、一度白髪ぼかしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。白髪ぼかしは、白髪をしっかり染めて隠すのではなく、他の明るい髪の毛と馴染ませる技術なので、白髪をぼかしたい方におすすめですよ。

白髪染めがおすすめの人

以下に当てはまる人は、白髪ぼかしをするよりも、白髪染めがおすすめです。

  • 白髪をしっかりとカバーしたい人
  • パーマや縮毛矯正をかけている人
  • 色持ち重視の方

パーマや縮毛矯正をしている方は、髪の毛のダメージ具合で、ハイライトを入れられないケースもあります。その場合は、明るめの白髪染めで染めていく選択となります。

明るめの髪色が好みではなく、カラーの退色も緩やかで色持ち重視の方も、白髪染めで染めていく方法がおすすめですよ。

白髪が目立たない!白髪ぼかしハイライトって何?

ハイライトとは、ベースの髪色に対して明るいカラーを筋状に入れる技術のこと。通常のファッションカラー(おしゃれ染め)と使用する薬剤等は同じですが、ハイライトの量や入れる位置をコントロールすることで、白髪をなじませ目立たなくすることができます。暗い色で白髪を塗りつぶすのではなく、あえて白髪の色に近い明るいカラーで白髪をぼかすのがポイント。白髪染めを繰り返している人、ちらほら白髪が目立ち始めた人におすすめです。

通常のハイライトと白髪ぼかしハイライトの違い

技術的には通常のハイライトも白髪をぼかすハイライトも同じですが、「デザイン性を優先するのか」と「白髪をぼかすことを目的とするのか」が大きな違い。通常のハイライトは筋を見せてデザインとしてわかるように入れることが多く、白髪ぼかしハイライトは、ハイライトそのものは目立たせずに白髪となじませるイメージです。 ただ、通常ハイライトでも自然な立体感を出すシークレットハイライトもあれば、白髪ぼかしハイライトでもデザイン性を感じさせながら白髪をぼかすというパターンもあります。

白髪をぼかすハイライトのメリット

・白髪でも明るめのカラーが楽しめる
通常の白髪染めは暗くなりがち。ハイライトなら明るい色でもデザインができ、柔らかい雰囲気に仕上がります。

・伸びてきても白髪が目立たない
白髪が自然になじむので、生えてきた根元の白髪が気になりにくいです。

 自然な仕上がりで大人も気軽に挑戦できる
髪全体になじませるから、派手な印象になりにくいです。

 仕上がりが断然おしゃれになる
スタイルに立体感が出て、あか抜け効果も期待できます。

 肌の透明感がアップして若見えする
立体感と軽さが出るので肌映え効果が期待できます。

 ダメージレスで続けやすい
ハイライトを入れる量を調節できるので、ブリーチによるダメージを最小限に抑えられます。

白髪をぼかすハイライトのデメリット

・職場等の髪色規定が厳しい場合は不向き
ハイライトを入れることで全体的に明るい印象に見えるので、暗めの髪色にしなければならない職種や職場の人には向きません。

・白髪染めに比べると色落ちが気になりやすい
カラーが褪色して徐々に明るくなっていきます。色落ちの過程も楽しめるように染めてもらったり、カラーシャンプーを使うなどの工夫も。

・パーマスタイルが定番の人にはおすすめできない
パーマがかかっている髪にもハイライトを入れることはできますが、次にまたパーマをかけるときに、健康毛とブリーチ毛でパーマのかかり具合が変わったり、ダメージが大きくなるなどの影響が出ることも。

白髪ぼかしハイライト後に気をつけたいこと

部分的とはいえブリーチをしているので、日常のヘアケアをしっかり行いましょう。ご自身の髪質と希望の仕上がり(しっとり、さらさら、ふんわり等)に合ったシャンプー&トリートメントを使い、毎日ケアすることが大事。週に2〜3回ほど、毎日のトリートメントを集中ケア用トリートメントに置き換えると、より効果的です。

また、個人差はありますが1カ月ほど経つと徐々に色が抜けて髪が明るくなってきます。2カ月に1度のオンカラーと4カ月に1度のハイライトを目安に施術をすると、ダメージを抑えながらきれいな色みや上品な明るさをキープすることができます。

白髪ぼかしハイライトは、その人白髪の量や目立ち具合によって、ハイライトに入れ方を変えながらデザインしていきます。つまり、どんなスタイルにも対応可能。ヘアサロンでカラーをする際は、美容師さんに気軽に相談してみてください。

【40代 ロング 白髪生え始めの人に!】大人可愛い柔らかラズベリーブラウン

白髪の本数がまだ少なく、ちらほらまばらに出てくる程度。そんな白髪生え始めの人が挑戦しやすいカラーです。ハイライトを少しプラスしただけで、白髪が自毛にキレイになじむので気にならなくなります。

「白髪量がさほど気にならなかったので、ハイライトを入れたのは頭頂部付近のみ。頭の上の方から筋状の明るいカラーがおりてきて、白髪を自然にぼかしてくれます。このモデルさんの場合、髪をめくった時の内側と、前髪には白髪がほぼありませんでした。白髪のない部分はハイライトを入れず、ダメージを最小限に。モデルさんの可愛らしい雰囲気に合わせ、ベースカラーは赤みのあるブラウン系に仕上げています」(AFLOAT GINZA/矢ヶ崎さん)

BEFORE

白髪が気になり、ちらほら見え隠れする程度だったので、見つけたら抜いてしまうことも。前髪にはまだ白髪がありません。

AFTER

赤みのあるブラウンで大人可愛い雰囲気と、細めに入れたハイライトにより柔らかい印象に。

レイヤーはあまり入れず、重さを残したロングスタイル。髪表面はハイライトを入れた効果で明るく見え、フェイスラインはベースカラーをいかしているので落ち着いた印象に見えます。自然な色のコントラストが奥行きを生み、小顔に見せてくれるのがうれしい!

頭頂部付近のみハイライトを入れて白髪ぼかし

頭のてっぺん部分のみぐるっと一周ハイライトをプラス。白髪が少ない顔まわりと前髪には入れずにベースの色みをいかしています。ハイライトは細めに入れていくことで、髪全体に自然になじみながら立体感がアップ。

【40代 ショートボブ 増えてきた白髪を生かす】透明感UPの若見えアッシュベージュ

全体的に白髪がパラパラ目立つようになり、白髪染めしないと隠しきれない。そんな時こそハイライトの出番。明るめのカラーでも、白髪を自然にぼかしながら立体感のあるスタイルが叶います。

「まんべんなく生えてきている白髪をカバーするために、フェイスラインから後ろにかけてと、頭頂部にハイライトを入れました。ハイライトは細めにしているので全体に入れてもなじみやすく、大人世代でも挑戦しやすいスタイルです。従来の白髪染めだとこういった明るいカラーに仕上げるのは難しいのですが、ハイライトを効果的に使えば、暗い白髪染めではなく、白髪をうまくぼかしながらファッションカラーとして楽しめるのが魅力です」(AFLOAT/矢ヶ崎さん)

BEFORE

フェイスラインや分け目部分など、白髪がまんべんなく目立つ状態。ずっとセルフで白髪染めをしているものの、いつも1ヶ月くらいで気になってくるのがお悩みでした。

AFTER

今人気のアッシュベージュでトレンドを押さえ、透明感のある明るい印象に

定番のショートボブに、襟足は少し長さを残して遊びのあるスタイルに。ひし形のシルエットに仕上げることで、バランスよく若々しい印象になれるのがポイント。短めのレングスで髪がぺたっと見えがちな人も、ハイライト効果でふんわり立体感アップが狙えます。

明るめカラー×表面ハイライトでおしゃれに白髪ぼかし

ベースはアッシュ系ベージュで染め、髪のツヤ、肌の透明感をアップ。ハイライトは明度差をつけた明るめの色みで、顔まわりから後ろにかけてと頭頂部に入れています。表面全体に入れることで白髪をなじませると同時に立体的に見せる効果も。

最小限のブリーチで白髪をぼかす! ハイライトで白髪ストレスから解放されよう!

今回は、40代におすすめの白髪ぼかしハイライトについて詳しく解説しました。現在、頻繁に白髪染めをしていて、髪や地肌のダメージや、伸びてきたときに染めている髪と白髪の境目が気になる方は、白髪ぼかしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。白髪ぼかしハイライトならブリーチによるダメージを最小限に抑えられ、ハイライトを入れる量を調節できるので、自分好みの明るい髪を楽しめます。

理想の髪色で、ストレスフリーな日々を送ってくださいね。

カラーリング提案

AFLOAT GINZA

矢ヶ崎 健さん

美容師歴17年以上。美意識やファッション感度の高い大人のお客様からも支持多数。ふんわりボリュームを出すカット、再現性の高い小顔カット、ハイライトを駆使したデザインカラーに定評あり。

今回使用したスタイリング剤「NiNE」のご紹介

NiNE スタイリングオイル&クリーム

サロンクオリティのスタイリングケアブランド「NiNE(ナイン)」。肌にも使えるツヤ感や細かい束感を持続するオイルタイプ。保湿しながらスタイリングし、セミウェット感を演出するクリームタイプを展開。

マルチスタイリングオイルリッチ/ライト 100mL 3,080円(税込)
デザインセラム/デザインドロップ 80g 2,080円(税込)

  • 商品名は左から順に記載

NiNE ルーセントスプレー

透け感のあるスタイリングとUVダメージケア※1をを同時に叶えるスプレータイプの「ルーセントスプレー」。使用ポイントに合わせたキープ力、細かな霧、ベタつきや重さを感じない使用感にこだわりました。

ナイン ルーセントスプレー5 50g 1,100円(税込)
ナイン ルーセントスプレー9 180g 2,090円(税込)
ナイン ルーセントスプレー0 60g 1,650円(税込)

  • 1 UVなどによるダメージした髪を補修
  • 商品名は左から順に記載

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【出典】Ushico、elise、Ushico / PIXTA(ピクスタ)

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