グレイヘアへの移行方法!白髪をおしゃれに活かすには

白髪を活かす方法として話題のグレイヘア。きれいなグレイヘアを目指すなら、ヘアカラーやお手入れアイテムを上手に取り入れることをおすすめします。

「白髪を活かしておしゃれなグレイヘアにしようかな」「グレイヘアに移行していく方法が知りたい」といった疑問に対し、グレイヘアに移行する方法を美容師の北野さんに詳しく解説していいただきました。

この記事を読めば、きれいなグレイヘアへの移行方法が分かりますよ。

白髪染めとグレイヘアの違い

グレイヘアへの移行方法!白髪をおしゃれに活かすには(美容師監修)

白髪染めとグレイヘア、それぞれに良さがあります。

白髪染めとは?

白髪染めとは、白髪を黒髪や茶髪に染める薬剤を指します。

白髪に色を入れて隠すことで、若々しく健康的、清潔な印象を与えてくれます。好みの髪色を楽しめ、選ぶカラーで印象を変えられます。

一方で、染める周期が早い方だと2~3週間で白髪を染めるので、その分の頭皮や髪への負荷が気になります。また、髪が伸びてくるたびに白髪が気になるのも億劫ですよね。

グレイヘアとは?

グレイヘアとは、白髪を黒髪や茶髪に染めて隠すのではなく、あえて白髪を活かした状態のヘアスタイルのことを指します。

グレイヘアでは、ありのままの自分でいられ、白髪を活かしながら自然な髪色を楽しむことができます。白髪が増えるたびにストレスがかかることもありません。

ただ、髪を染める手間が省ける一方で、グレイヘアをきれいに見せるには意外とヘアケアやスタイリングに工夫が必要です。

年齢ならではのパサつきやボリュームなどの髪悩みが目立ちやすいため、トリートメントやブローなどをした方がいいでしょう。

グレイヘアに移行するためには

グレイヘアに移行するためには

グレイヘアに移行するためには、いくつか条件があります。

  • 必要な白髪の量
  • 必要な期間

では、1つ1つみていきましょう。

必要な白髪の量

グレイヘアに移行するには、黒髪にたいして白髪がどのくらい存在するのかの比率(白髪の割合)が80%以上の状態が最も綺麗にグレイヘアに移行ができると現役美容師の立場から感じています。

もちろん白髪の割合が少ない方でも白髪染めを辞めることはできますが、黒髪の割合が多いので綺麗なグレイヘアになるのに時間がかかります。

現在の白髪率がどのくらいか確認するには、髪全体の量に対する白髪の量を見てみましょう。頭の場所によって白髪率は異なるので、頭全体や根元の平均した白髪の量で構いません。

必要な白髪の量

白髪量10%(上図左)は、黒髪の中で白髪1本1本が目立つイメージです。

白髪量30%(上図中)は、10%と比較し白髪の範囲が増え、白髪が束になって見え始める量です。

白髪量70%(上図右)は、黒髪よりも白髪が全体の割合を占め、グレイヘアへの導入段階と言えるでしょう。

必要な期間

白髪染めを定期的にしていた場合、新しく生えてくる根元部分は白髪の状態ですが、毛先に行くにしたがい、過去の白髪染めの染料が残ったままです。

髪が伸び、過去の染めた部分が無い状態になると、グレイヘアが完成します。

グレイヘアにする方法はいくつかありますが、単純に新しい髪が生え揃うのを待つのであれば、1ヶ月1センチ髪の毛が伸びるとしても少なくとも1年〜2年はかかります。

ショートヘアにできるぐらいの長さまで新しい髪が生えたら、思い切って髪を短くしてスタイルチェンジをすると、比較的早くグレイヘアになれるのでおすすめですよ。

グレイヘアに移行する期間は、白髪が根元部分に常にある状態なので、嫌になって途中で諦めてしまう方も多いのです。

長い移行期間も、変化していくヘアスタイルを楽しみながら、ストレスフリーで乗り切ることを意識しましょう。

グレイヘアに移行するための方法5つ

グレイヘアに移行するための方法5つ

グレイヘアに移行するための方法を5つ紹介していきます。自分に合った方法で、グレイヘア完成までの移行期間をストレスフリーに楽しみましょう。

ブリーチとヘアカラーを併用し染めていた部分を明るくする

メリット:移行期間が短くできる
デメリット:頭皮と髪へのダメージが大きい

今まで白髪染めで染めていた毛先の髪は、通常のオシャレ染めの明るいカラー剤では明るくできません。

しかし、ブリーチを使えば明るくできるので、できるだけグレイヘアにするための、移行期間を短くしたい方におすすめの方法です。

1回ブリーチで色を抜いただけでは、白髪ほどの明るさにはならないので、上からカラー剤を乗せて淡い色味に仕上げる必要があります。毛先まで全体ブリーチをして上からオンカラーをしていくので、頭皮と髪へのダメージは5つの方法の中で最も大きいと考えられます。

ブリーチとオンカラーをした後は、ドライヤーの熱に気を付けたり、ご自宅でトリートメントを行ったりして、ヘアケアをしっかりと行う必要があります。

白髪ハイライトを入れる

メリット:白髪が伸びてきても気になりにくい
デメリット:ブリーチした髪はダメージを受ける

黒髪の部分にブリーチを使って細かく筋を入れていき、周りの白髪との明るさのコントラストを低くして、白髪を目立たなくなるようにする方法です。

白髪がない方がデザインカラーでする“ハイライト”とは異なり、根元から細かく筋を入れて、もともとある白髪の仲間を作るイメージで行います。

白髪ハイライトを黒髪部分に細かく入れることで、新しく白髪が伸びてきても気になりにくいメリットがあります。

生えてきた白髪を徐々に明るくなるように染める

メリット:いきなりグレイヘアにならず徐々に明るくすることが出来る
デメリット:移行に時間がかかる

特に濃い(暗い)カラーで白髪染めした髪は、ブリーチを使用せずに一気に明るくすることは難しいです。そのため、根元のほうから明るめの白髪染めを使用して、グラデーションのように徐々に明るくしていく方法です。

暗く染めている毛先は、毎日のシャンプーで少しずつ染料が抜けていくので、自然と色が落ちるのを待つ必要があります。

根元から徐々に明るくしていく方法は、ダメージも少なく、誰でも簡単にできる方法ですが、時間はかかります。

スプレーで染めていた部分との差をぼかす

メリット:手軽で簡単、頭皮や髪にダメージがない
デメリット:カラー剤が洋服や顔につかないよう気を付ける必要がある

伸びてきた白髪と、染めていた部分との色の差が気になるときにだけ、スプレーを使用して色の差をぼかす方法です。

カラー剤のように、髪の内部に染料が定着するわけではありません。髪を一時的に染めるスプレーなので、シャンプーで簡単に流れ落ち、頭皮や髪にダメージがありません。

白髪染めをやめて、お出かけの時に1日だけ、手軽に色の差をぼかして過ごしたい方におすすめです。

カラートリートメントで染めていた部分との差をぼかす

メリット:トリートメントとして手軽に取り入れられる
デメリット:1回で染まらない

カラートリートメントで、今まで染めていた部分と新しく生えてきた白髪をぼかす方法です。白髪染めのように髪の内部まで染料が入るわけではなく、髪の表面に染料が付着して色を付けていきます。

新しく生えてきた白髪がグレイヘアのスタイルにできそうなくらい伸びたら、徐々に使用を控えていきましょう。

カラートリートメントで付けた色は、シャンプーとともに抜けて数日で白髪に戻るので、グレイヘアに影響はありません。

本記事では、グレイヘアに移行するための方法を詳しく解説しました。年齢を重ねていくと、メイクや服の好みが変わっていきますよね。同じくヘアスタイルも年齢に応じた新しいものに挑戦することは、とても素敵なことです。

白髪染めで染めていた頃とは大きくヘアスタイルが異なるので、毎日の服装もガラッと変わり、ファッションの楽しみが増えますよ。

グレイヘアになった新しい自分の姿を想像して、長い移行期間も楽しく乗り切りましょう。

北野紗希

監修

北野紗希さん

美容師免許取得後、美容室にて数年勤務後、カラーリストに転向。現在は40代のお客様がメインのカラー専門店でカラーリストとして勤務。白髪やツヤなど年齢ならではのお悩みに寄り添ったカラーデザインを行う。

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【出典】pearlinheart 、Fast&Slow、Uhico、zon、ニングル、Luce / PIXTA(ピクスタ)