根元白髪「部分染め」コツと選び方!生え際、分け目、もみあげに

生え際や分け目、もみあげの根元の白髪が伸びてきたのでなんとかしたいけれど、次の美容室の予約はまだまだ先……という人は多いのではないでしょうか? 今回は、美容師の橋口さんに自宅でできる根元白髪の部分染めの方法をご紹介いただきました。部分染めの使い方のコツ・選び方を詳しく説明していきます!

部分白髪の白髪染めの種類

白髪部分染めの種類

ヘアカラーリング剤は、

  • ヘアマスカラ・ヘアファンデーションなど(一時着色料):一時的に髪に色素を付着させ、シャンプーで簡単に色を落とせます。
  • ヘアマニキュア・ヘアカラートリートメントなど:髪に色合いをプラスし、つやと潤いを与えます。
  • ヘアカラー:一度で髪を染め上げ、シャンプーしても色落ちしません。

の大きく分けて3種類が挙げられます。それぞれのメリットやデメリット、合う人や合わない人の特徴を理解して使いましょう。

部分白髪の白髪染めの選び方

白髪部分染めの選び方

ヘアカラーリング剤には、大きく分けて3種類があることを紹介しました。それぞれに優れた特徴・強みがあるので、求める色味や悩みによって使い分けることが大切です。

ここからは、気になる白髪の部位別白髪部分染めの選び方と使い方のコツについて解説していきます。

もみあげ・前髪の目立つ白髪には「マスカラタイプ」の一時着色料

もみあげ・前髪の目立つ白髪をピンポイントで染めたい場合

髪を耳にかけたとき・前髪をかきあげたときにキラッと光る白髪。下ろしても上げても気になる数本の白髪をカバーしたいときには、白髪部分染めの中で1番細かな塗布ができる「マスカラタイプ」がおすすめです。忙しい朝でも気づいたときに簡単に白髪を隠すことが出来ます。

また、部分的に白髪染めをするほどでもないけど、ちらほら白髪が気になってきた……という方には、徐々に染まるタイプもあります。

ヘアマスカラの色選びのコツ

色の選び方もキレイで自然な仕上がりのためには重要。今の髪色よりやや暗めのものを選ぶようにしましょう

橋口さんのワンポイントアドバイス!

白髪の上に色味を乗せたとき、マスカラの色味より少し明るく見えることもあります。白髪がまわりの髪より明るく見えると、白髪の存在感をカバーしきれなかったり髪全体の色のバランスが悪くなるリスクがあるため気を付けましょう。

ヘアマスカラの使い方のコツ

短い髪や、髪の流れに逆らって塗布すると、液が飛び散ることがあります。髪の流れに沿ってゆっくり塗布してください。ヘアマスカラを塗った後は乾くまで約3~5分触らないようにしましょう。

生え際や分け目など部分的な根元白髪には「コームタイプ」の一時着色料

生え際や分け目など部分白髪を隠したい場合

白髪の割合が多くなりがちな生え際や分け目。目につきやすい場所なのでカラー後2週間もしたら気になってきますよね。

部分的に気になる白髪をカバーしたいときには、スピーディーにしっかりカバーできる「コームタイプ」がおすすめです。先端がコーム状になっていて髪を梳かしながら塗布できるので、ムラなく白髪に色を付けられます。

コームタイプ白髪かくしの色選びのコツ

マスカラタイプ同様、白髪の上では染料が明るく見えることがあるため、自分の髪色よりやや暗めの色味を選ぶようにしましょう

コームタイプ白髪かくしの使い方のコツ

白髪をとかすように根元からゆっくり少しずつ塗りましょう。少し位置をずらしながら、5回程度繰り返し塗ると白髪がしっかり隠せます。

根元・生え際の広範囲の白髪には「クリームタイプ」のヘアカラー

根元・生え際が広範囲で気になる場合

目に付く部分だけでなく、髪の根元全体が気になるという人には、広範囲にしっかり色が付く「クリームタイプ」のヘアカラーがおすすめです

橋口さんのワンポイントアドバイス!

クリームタイプは、泡や乳液などの他のタイプと比べて粘性があるので狙った部分に塗布しやすく、部分染めに適しています。

忙しく毎朝白髪をカバーする時間がない人や、白髪が気になる範囲が広すぎてマスカラやコームタイプ等の一時着色料では間に合わない人には最適です

さらに、クリームタイプは必要な分だけ使えて残りは取っておけるので、根元・生え際のリタッチに便利ですよね。

リタッチとは?

髪を染めて時間が経つと毛がのびてきて、染めた部分と新しくのびてきた部分との髪色の差が目立ってきます。髪の毛は、1か月で約1~1.5cmのびますので、1か月もすると白髪が多めの方は気になりますよね。のびた部分の根元の髪を染めている部分の色にそろえるために染めることをリタッチと言います。

ヘアカラーを安全にお使い頂くために
※使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
※ヘアカラーでかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください。
※ご使用の前には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をしてください。

リタッチの頻度

リタッチは前回のカラー・次回のカラーのちょうど間くらいの期間に度行うのがベスト。2か月に一回美容室へ行っているのなら一か月経った時にリタッチするといった具合です。

他の一時着色料やヘアマニュキュア・カラートリートメントと違い、薬剤による化学反応で髪の中から発色させるヘアカラーのデメリットは髪への負担があること

カラーを行なってから7~10日間は、髪が刺激に対して弱くなっています。極端にカラーとカラーの期間が近くなると、髪が硬くなる・きしむといったリスクが起こりやすくなるので、カラーのタイミングには十分注意しましょう。

橋口さんのワンポイントアドバイス!

髪の傷みや頭皮への負担が気になる方は、ヘアマニキュアやカラートリートメントで自宅ケアもおすすめ。しっかり白髪を隠したい方はヘアマニキュア、自然に白髪を馴染ませたい方はカラートリートメントがいいでしょう。ただし、ヘアマニキュアやカラートリートメントでは髪を明るくすることはできないので注意! 地毛よりも明るく染めている方はクリームタイプのヘアカラーがいいでしょう。

クリームタイプヘアカラーの色選びのコツ

色の選び方は、求める明るさによって異なります。

地毛と同じくらい暗めにしっかり染めたい人は自分の髪より暗いか同じくらいのものを、ナチュラルな茶味を残したい人は自分の髪より明るめのものを選ぶようにしましょう。

橋口さんのワンポイントアドバイス!

ヘアカラーは、濃い染料を1度入れると抜くのが難しくなります。黒に近いくらい暗い色に染めたい場合は問題ありませんが、茶味を残したい人にとっては暗くなりすぎる場合があります。明るくなる分には次のヘアカラーで暗くすることも可能なので、茶味を残したい人は自分よりやや明るい色を選ぶといいでしょう

クリームタイプヘアカラーの使い方のコツ

ブラシには、生え際の根元が塗りやすいミニブラシが付いていることもあります。根元白髪にはミニブラシを使うと細かい部分まで馴染ませやすいでしょう。

あなたにぴったりの白髪染めは?

根元白髪の白髪染めの選び方をご紹介しましたが、まだ自分に合った白髪染めの正解がわからないという方も多いのでは?

あなたの髪の状態や性格、ライフスタイルからおすすめの白髪染め方法を診断することができる「白髪染め診断」をぜひ試してみてください。

今回は根元白髪の部分染めの選び方・使い方のコツについて紹介しました。

それぞれメリット・デメリットなど特徴はさまざまです。自分の目的や用途に合ったものを見つけて、美容室へ行くまでのケアの参考にしてみてくださいね。

監修

橋口美月さん

美容専門学校卒業後、美容師・ネイル・メイク・まつげパーマなど、美容業務全般に携わる。現在では美容師業のみに専念し、髪質の変化を感じ悩みが増える40〜50代の大人女性を担当する。悩みに寄り添う誠実な姿に定評があり、リピート率は80%以上。

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【出典】siro46 / PIXTA(ピクスタ)

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